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「乱れ狂う儀式」とは? ナコンパトム県のワット・バンプラ 

きのうのテレビで取り上げられていた、ワット・バンプラの儀式。

いろいろ気になったので、テレビで取り上げられていないことも含めてまとめてみた。

クレイジージャーニー
◆5月12日(木)24:12~24:57・TBS
◆出演:松本人志(ダウンタウン)、設楽統(バナナマン)、小池栄子
タイで行われる「乱れ狂う儀式」に潜入!そこには、トランス状態の信じられない光景が!


まずは入れ墨について。

ここで取り上げられていた入れ墨は、正式にはサクヤンというもの。

サクヤンはファッションタトゥーとは違い、願いを叶える護符なので、彫ることができるのはお寺などで修行をした人(カラワート)に限られるとのこと。

カラワートのうち、僧侶はルアンと呼ばれ、還俗した人はアチャーンと呼ばれるそうだ。

彫られるのは虎、ハヌマーン(猿)、カエル、鳥、仙人やバーリー語という文字など。

アンジェリーナ・ジョリーが入れたことでも有名になった。


そのサクヤンで有名なのがワット・バンプラというお寺だ。

バンコクから車で2時間ほどのナコンパトム県にある。


วัดบางพระ(ワット・バンプラ)


そこで毎年3月におこなわれる儀式が番組で紹介されていた。


前日の夜にお寺に向かうと、そこにはサクヤンを体に施している多くの人の姿がある。

僧侶が長い針のようなもので皮膚を刺し、墨を入れていく。

とても痛そうだけれど、麻酔は? 消毒は? などと考える余地もないほど独特の空気が漂っている。

実際、墨を入れている間に失神してしまったり、正気を失う人もいるようだ。


そして儀式当日は屋外に数千人(?)の人が集まり、静かに座っている。

儀式が始まりしばらくすると、その中からサクヤンで彫られたものが憑依した人たちが、前方の僧侶の像に向かって突進し始めるのだ。

憑依をしているので、虎は虎らしく、猿は猿らしく。

ものすごい勢いで走ってくる人もいて、それを受け止める人たちもいる。

受け止められてもなお突進しようと暴れているのだけれど、不思議なことに耳を触ると、何事もなかったように正気に戻るのだという。

なんとも不思議な光景だった。


これまでバンコクでも入れ墨を入れた人を多く見かけた。

今まではあまり関心を持つことはなかったけれど、これからは見る目が少し変わりそうだ。


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