タイガーテンプルが虐待や違法取引疑惑などで閉園へ

タイ西部・カンチャナブリにある通称タイガーテンプル。

寺の境内にいるトラに触ったり、一緒に写真を撮ることができ、海外からの観光客にも人気だった。

しかし近年、トラへの虐待、違法な国際取引などの噂や告発が相次ぎ、ついに5月30日からタイ野生動物保護当局が全頭の保護へ動き出したようだ。

ネットのニュースはもちろん、きのうのNHK・BS1の「国際報道2016」でも大きく取り上げられていた。

行方不明になっているトラもいるらしく、漢方薬の材料にするため殺され、闇市場に流されているというとんでもない話も。

寺院側は、トラを繋いでいる鎖を外したり、檻を開け放つなどして抵抗しているらしいが、全頭保護となれば、事実上の閉園となるだろう。



タイガーテンプルへ行ったのは4年前。

タイ人の友人たちに車で連れていってもらった。


タイガーテンプルの境内を移動中（2012年撮影）

まるで犬の散歩のようにトラのリードを引いて一緒に歩いたり、背中を触っているところを写真に撮ってもらったり、日本ではできない体験は、忘れられない思い出になっている。

まさか裏でこんなことが行われていたとはね。


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タグ：タイガーテンプル カンチャナブリー