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三菱重工、日立、住友商事がタイ国鉄からレッドライン建設プロジェクトを受注 

バンコク・レッドラインの車両

最初の気になるニュースは鉄道関連。
レッドラインの建設プロジェクトを日本企業連合が受注したというもの。

【引用資料】住友商事(2016/03/30)
タイ・バンコクレッドライン建設プロジェクト受注について

受注したのは、現在のフアランポーン駅からターミナル駅の役割が移されるバーンスー(Bang Sue)駅を起点に、北に26.4kmのランシット(Rangsit)駅(ドンムアン空港の先)までと、西へ14.6kmのタリンチャン(Tring Chan)駅までの2路線。

YumRedLine1604B.jpg
<レッドライン建設受注範囲(発表資料を基に作成)>
2016.4.4 画像修正(タリンチャン駅、ランシット駅の位置などを修正)

南北路線がダークレッドライン、東西路線がライトレッドラインという名前だという情報もあるのですが、今回の発表ではどちらもレッドラインという名称になっていましたね。

将来は、南北路線はバーンスー駅からさらに南下しマハーチャイ駅まで、東西路線は東のフアマーク駅、西のサーラーヤー駅まで延びる計画もあるようです。
(ショートカット路線の計画もあったはずなのですが…)

基本的には現在の国鉄路線に沿っていて、数年前に列車の中から高架の建設が始まっていたのを確認しています。
今回発表があった工事範囲が「土建を除くシステム建設一式(軌道、架線、変電、信号、通信、車両、他)」となっているので、高架ができた時点でその工事を引き継ぐということなのでしょうか?

車両は日立のアルミニウム合金製軽量車両ということなので、Aトレインというやつでしょう。

工期は1440日(約4年)。
着工がいつになるのか不明のため、早くても2020年以降になるはずですが、タイのいつもの調子で延び延びになるのか、日本企業の意地を見せて予定通りにできあがるのか。

古い客車でガタゴト揺られる列車旅も捨てがたいのですが、新しい鉄道の完成も楽しみです。

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