バンコクの始発駅といえばフアランポーン駅ですが、チャオプラヤー川対岸にはもうひとつの始発駅があります。
ローカルな雰囲気漂う始発駅、トンブリー駅で撮影してみました。

目次


・早朝のトンブリー駅
・トンブリー機関区に動態保存されているSL


早朝のトンブリー駅



この日は列車でナコンパトムへ向かうため、早起きしてタクシーでトンブリー駅へ向かいました。

駅に着いたのが6時半。

駅前には大きな市場があり、朝から多くの人で賑わっています。

日本とは違って改札というものがないので、ホームは出入り自由。

ホームから東の方向を見ると、昇ったばかりの太陽が空を鮮やかな色に染めていました。


Apr. 2018
Thonburi Station


トンブリー機関区に動態保存されているSL



トンブリー駅は、王宮エリアから見てチャオプラヤー川の対岸にある駅。

地元の人にはバンコクノーイという名前のほうが一般的だという話を聞いたことがあります。

元々は今よりも東、チャオプラヤー川に近い場所に南本線の始発駅として1903年に開業。

現在は多くの優等列車がフアランポーン駅始発になったためローカルな駅になっていますが、昔は賑わっていたんでしょうね。

そんな歴史もあってか、トンブリー駅には機関区が併設されています。

タイ国鉄では年に4回ほどSLが牽引する臨時列車が走るんですが、そのSLがこのトンブリーの機関区に置かれているんです。


Apr. 2018
Thonburi Engine Depot


許可をもらって撮影させてもらいました。

これはパシフィック型の850。

日本製です。

後ろに連結されているのは824。

後方の屋根付きの場所にはC56も置いてありました。

日本製のSLを動く状態で大切に保存してくれているのは嬉しいですね。


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