ワット・パクナム日本別院のソンクラーンに行ってきました(その1)からの続きです。


境内の裏にある駐車場では、小さな市場が開かれていました。

タイの食材や日用品などが売られているのですが、味見しておいしかった緑色が鮮やかなモチモチのお菓子「カノム・チャン・バイトゥーイ」を500円で購入。




続いて近くの店で「買わなくていいから食べてみて!」と言われたので、軽い気持ちでイサーン地方の発酵ソーセージ「サイクローク・イサーン」を試食。

普通のものと色が黄色いものの2種類あったのだけれど、黄色いほうがスパイシーでむちゃくちゃ美味しい。

手作りらしいのだが、店のおばちゃんいわく「これ食べたら元気になるよ。うちの旦那も、これ食べてるから元気だよ!」

そう言って指を指した先を見ると、車の運転席でぐっすり寝ている旦那さんの姿が…。

どうやらおばちゃん流のギャグだったらしい(笑)

楽しいおばちゃんの勢いに負け、「サイクローク・イサーン」を1500円で購入。

まさか日本人が買うとは思っていなかったようで、おばちゃんのほうがびっくりしていましたが。

ちなみに、保存は一度焼いてから冷凍するといいそうです。



正午前、先ほどの集会所に戻ると、壇上に座られた5人のお坊さんを前に、多くの人が集まっています。

しばらくすると、説法と読経が始まりました。



もちろん言っている内容や意味はわかりませんが、周りの人と同じように手を合わせたり礼をすると、不思議なことにありがたい気持ちになるもの。

日本の読経だと咳をするのもはばかられるほど神妙になるものですが、ここではおしゃべりしたり、写真を撮ったり。

お正月ということもあってか、どこか楽しそうな雰囲気もありましたね。

途中、お坊さんが会場を周って聖水をかけて周るのですが、なぜか大爆笑しているおばちゃんたちがいたりして。

あれはいったい何だったんだろう?



読経が終わると、一列に並んでお坊さんの手に水をかけていきます。



最初は銀の器を使っていたのですが、あまりにも人が多く器が足りなくなってくると、どこからともなく紙コップを配る人が出現。

「お坊さんに対して紙コップかよっ!」と思わずツッコミを入れたくもなりますが、そんなことはマイペンライなのでしょう。

日本人が珍しいからなのか、お坊さんからタイ語で「あなたはタイ人ですか?」と聞かれた(たぶん)ので、「コン・イープン・カップ(日本人です)」と答えました。

すると片言の日本語で「シアワセニ~」と声をかけていただきました。

あぁ、ありがたいことです。



見様見真似ではありますが、タイの伝統行事に参加することができて嬉しかったです。

心なしか気持ちもすっきり。



家に帰ってから焼いたサイクローク・イサーンをつまみながら、また明日から仕事がんばろうと思うのでした。


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