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タイの子供の日(ワン・デック)の思い出 

目次


・明日はタイの子供の日
・バンコクのローカルで大好きな場所
・なぜか地元住民の宴の輪の中に
・都会の子どもの日イベント
・直政と感動の再会!?

下町のタイの子供の日

明日はタイの子供の日


日本とは違って、毎年1月の第2土曜日がタイのこどもの日(ワン・デック)で、さまざまなイベントが行われたり、BTSや施設が無料になったり。

この日になると思い出すのが2年前のこと。

SFC修行の1回目のフライトでバンコク旅行を楽しんでいました。

この日はタイ国鉄の写真を撮るためにフアランポーン駅から線路沿いに歩いて北上。

この区間は東線、北線、南線の列車すべてが通るので、撮影には好都合なんです。


バンコクのローカルで大好きな場所


ラマ1世通りをくぐったあたりは、線路沿いに古い住宅が密集した地域。

お世辞にもきれいとは言えない街並みだけれど、線路に沿って人がやっとすれ違えるぐらいの細い道があって、たくさんの住民が行き交う活気がある場所。

小さな商店や屋台があったり、なぜかおじさんたちが集まって路上カラオケを楽しんでいたり。

外国人が来るような場所ではないからか、カメラをぶら下げた日本人の姿を見つけて、線路の反対側から笑顔で手を振ってくる人まで。

線路の上に大きな木(菩提樹?)が覆いかぶさっている場所は、なぜかわからないけれどとても居心地がよくて、その後も何度か訪れることになる場所。

タイ国鉄の線路を歩く人たち

列車が通る線路の上も、人々が通る生活道路の一部になっているのが印象的でした。


なぜか地元住民の宴の輪の中に


列車の撮影をしながらさらに北上。

住民の真似をして線路の上を歩いたりもして。

タイ国鉄の線路脇の商店

ひととおり撮影をして、そろそろ帰ろうかと線路沿いの細い道を歩いていると、道沿いの小さな食堂のような場所から賑やかな音楽。

20人ぐらいの人が集まり、何やら楽しそうにしています。

前を通り過ぎようとしたところ、そこにいた六平直政に似たおじさんに呼び止められ、お互いに片言の英語とちょっとのタイ語で話すことに。

そのおじさんはすでに酔っぱらっていたけれど、楽しそうに「今日はタイの子供の日なんだよ!」とのこと。

ああ、なるほど。

よく見ると、まだ小さな赤ちゃんから小学生ぐらいまでの子どもたちの姿が。

近所の人たちが集まって、子供の日のお祝いをしていたんですね。

まぁ、男連中は子供の日に便乗してお酒を飲むのが楽しいようだったけれど。

それからなぜかみんなで食べていたカオマンガイをごちそうになったり、ジュースやお酒まで。

頂きっぱなしというのも申し訳ないので、羽田空港で買ってきたドラえもんのクッキーを渡しましたが、喜んでもらえました。

タイではドラえもんの人気は絶大。

直政はクッキーをくわえてカメラに向かっておどけてみたり。

それにしても、見ず知らずの通りがかりの外国人を宴の輪の中に招き入れてしまうタイ人気質は驚くばかり。

思いがけず、地元の生活の一部を見せてもらえ、貴重な体験になりました。


都会の子どもの日イベント


このあと都心部に戻ると、バンコクアートアンドカルチャーセンター(BACC)の前で何やら人だかりが。

バンコクアートアンドカルチャーセンター(BACC)の前のイベント

どうやら広場の床に子どもたちがカラフルなチョークで絵を描くイベントのよう。

イベントも洒落ているし、ここにいる子供たちは、さっきとはずいぶん見た感じが違う都会っ子。

でも、どちらも子供を大事にする気持ちは同じよう。

タイに行くと、子供は親だけのものでなく、地域や国みんなで育てているという感じを受けます。

そのあたりがずいぶん日本とは違いますね。

直政と感動の再会!?


数か月後、再びSFC修行でバンコクへ行ったので、カオマンガイをごちそうになった場所へ、あの時撮った写真を持って行きました。

するとあの六平直政の姿が!

偶然会えてよかった。

感動の再会、と思っていたら、直政はちょっと不思議顔。

どうやらあの時はかなり酔っぱらっていて、あんまり覚えていなかったみたい…

クッキーをくわえておどけた写真を見て、ちょっとバツが悪そうだったけど(笑)


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タグ:子供の日
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コメント 2

ネコシバ

こんにちわ!
タイにも子供の日があるんですね~
見知らぬ外国人を招いてくれて振る舞ってくれるって
ステキですね~
ありがとうございます。
by ネコシバ (2020-01-13 17:38) 

デーン

>ネコシバさん
子供の日だけじゃなく、父の日、母の日もあるんですが、父の日は国王の誕生日、母の日は王妃の誕生日なんです。
日本とは違っていて面白いですね。
by デーン (2020-01-13 19:15) 

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