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両国「タイレストラン ドイカム K&G」で禁断の味覚(ウ○○?)を口にする
東京のリトルバンコク・錦糸町の隣の両国でタイ料理を食べてきました。
まさかあんなものを料理に使うとは…。
・ちゃんこもいいけどタイ料理もね
・日本とタイのごちゃまぜ感
・北部料理もラインナップ
・まずは定番料理から
・衝撃の味の正体は…?
・基本情報
両国にある温浴施設「江戸遊」が増床リニューアルしたという話を聞きつけ、新しくなった風呂と岩盤浴を楽しんできた某日。
そのあとは隣の錦糸町に移動してタイ料理を食べに行く予定にしていました。
久しぶりの「タイランドショップ」か新規開拓か。
風呂上りにネットを調べていると、両国にもタイ料理屋があるじゃないですか。
その名は「タイレストラン ドイカム K&G」。
「江戸遊」から歩いて行ける距離だし、評判もなかなか良さそう。
ということで、相撲とちゃんこの街・両国での初タイ料理に決定!
店は蔵前橋通りに面したビルの2階。
大通りから少し奥に入った細い道沿いに、アメージングタイランドへの扉がオープン。
店内は元居酒屋の居抜き物件らしく、カウンターや軒の装飾が残っています。
それをありったけのタイの小物や電飾で装飾しているという、日本のタイ料理屋によくあるパターン。
和柄の暖簾にタイフェスティバルで配られるようなシンハービールのサンバイザーを貼って、無理矢理タイっぽくしているセンス。
うん、大好き。
メニューに載っているのは120種類以上。
前半は定番メニュー中心のラインナップでオール800円。
どう見ても原価にかなりの差がある料理なのに、値段が均一料金っていうのはタイ料理屋あるある。
中盤にオススメ料理と北部料理のページがあって、これらは1,200円均一でした。
どうやらママさんとシェフは北部(チェンマイ?)出身のようです。
まずはシンハービール(ビアシン)とチャーンビール(ビアチャーン)で乾杯。
最初に運ばれてきたのはヤムウンセンです。
春雨にひき肉、きくらげ、赤わけぎ(ホームデーン)、トマトというシンプルな具材。
手加減はしていると思うけれど、それでもビールが進む辛さ。
あぁ、美味しい。
あ、でもメニューの写真とは違ってエビが入っていなかった…。
2品目はパットパックルアムミット(ミックス野菜炒め)。
メニューには「パッパッルアムミット」って書いてあったけど。
まぁ、パッパッとできちゃうから、あながち間違いではないのかも。
こっちも写真とは違っていて、カリフラワー、ブロッコリー、にんじん、しめじ、それに豚肉など。
美味いから全然問題なし。
その日、店にある材料で作ってくれるんでしょうな。
いちいち細かいことを気にしていたらタイ料理屋では楽しめません。
もう1品は、せっかくなので北部料理のページからチョイス。
ゲーンオムクルアンナイ(豚のホルモンスープ)です。
運ばれてきた器の中にはレバーや腸などとともに、パクチーの根、カー(南姜)、レモングラスなどのハーブ類が大量に入っていました。
これはかなり期待できそう。
いただきます!
ところが口に入れた瞬間、予想と違った味が口の中に広がって、頭の中が大混乱。
うゎ、苦い!
複雑な味の中にひっそり隠れている奥ゆかしい苦味じゃなく、前面で主張する苦味。
いやぁ、これには驚いた。
もちろんうま味はあるんだけれどね。
ずいぶん前にタイの食材を扱う東新宿のアジアスーパーストアで、苦い葉っぱのカレー(ゲーン・キーレック)を見つけて食べた時以来の衝撃。
タイ料理で苦味を出すのに牛の胆汁を加えることがあると聞いたことがあるけれど、これがそうなんだろうか?
気になって仕方がないので、その場で調べてみることに。
すると、ビックリするような記事を見つけてしまいました。
イサーン料理のスープに「ピア」と呼ばれる小腸の中にある柔らかいウ○チ(苦い味)を入れる!!!
ま、まさかこの苦味はコレ???
小腸の中ってことは正確にはウ○チの一歩手前ってことなんだろうけど。
真相を確かめるべく、ママさんに「この苦味ってコレ入ってます?」とスマホに表示したピアのタイ語「เพี้ย」を見せて聞いてみた。
すると厨房のシェフにタイ語で伝えてくれたのですが、そのシェフの答えがこれ。
「チョットハイッテルヨ。ヨクシッテルネ~」
満面の笑みとともに言われました。
あはは。
世界の料理の味の基本は甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の5つ。
大人になると苦味がおいしく感じるようになって、魚介のワタなんかをありがたく食べるようになるのは身をもって知ってます。
でもずいぶん前に大人になってるはずの僕が、今になって新たな食の扉を開けてしまうとは。
一緒に行った相方は、美味しい、美味しいと言って食べていたので、2人できちんと完食しましたよ。
最後にカノムモーゲンを食べてお会計。
2人で6,000円弱でした。
ごちそうさまでした。
図らずもタイ料理の奥深さを知る貴重な体験になりました。
今回行ったときにはいなかったけれど、メニューや味付けから考えると、タイ人のお客さんが多そう。
日本人向けにアレンジされたタイ料理よりも、本格的な味が好きな上級者も満足できる店なんじゃないでしょうか。
ちなみにネットの情報が少なく、定休日が書いていないのですが、帰り際にママさんが火曜日の夜は休みと言っていました。
タイレストラン ドイカム K&G
住所/東京都墨田区石原1-26-5 2F
電話番号/03-6658-8088
営業時間/11:00 - 15:00、17:00 - 23:00(L.O.22:30)
最寄駅/都営地下鉄大江戸線両国駅
https://www.facebook.com/Doi-Kham-KG-2204060906481073/
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まさかあんなものを料理に使うとは…。
目次
・ちゃんこもいいけどタイ料理もね
・日本とタイのごちゃまぜ感
・北部料理もラインナップ
・まずは定番料理から
・衝撃の味の正体は…?
・基本情報
ちゃんこもいいけどタイ料理もね
両国にある温浴施設「江戸遊」が増床リニューアルしたという話を聞きつけ、新しくなった風呂と岩盤浴を楽しんできた某日。
そのあとは隣の錦糸町に移動してタイ料理を食べに行く予定にしていました。
久しぶりの「タイランドショップ」か新規開拓か。
風呂上りにネットを調べていると、両国にもタイ料理屋があるじゃないですか。
その名は「タイレストラン ドイカム K&G」。
「江戸遊」から歩いて行ける距離だし、評判もなかなか良さそう。
ということで、相撲とちゃんこの街・両国での初タイ料理に決定!
日本とタイのごちゃまぜ感
店は蔵前橋通りに面したビルの2階。
大通りから少し奥に入った細い道沿いに、アメージングタイランドへの扉がオープン。
店内は元居酒屋の居抜き物件らしく、カウンターや軒の装飾が残っています。
それをありったけのタイの小物や電飾で装飾しているという、日本のタイ料理屋によくあるパターン。
和柄の暖簾にタイフェスティバルで配られるようなシンハービールのサンバイザーを貼って、無理矢理タイっぽくしているセンス。
うん、大好き。
北部料理もラインナップ
メニューに載っているのは120種類以上。
前半は定番メニュー中心のラインナップでオール800円。
どう見ても原価にかなりの差がある料理なのに、値段が均一料金っていうのはタイ料理屋あるある。
中盤にオススメ料理と北部料理のページがあって、これらは1,200円均一でした。
どうやらママさんとシェフは北部(チェンマイ?)出身のようです。
まずは定番料理から
まずはシンハービール(ビアシン)とチャーンビール(ビアチャーン)で乾杯。
最初に運ばれてきたのはヤムウンセンです。
春雨にひき肉、きくらげ、赤わけぎ(ホームデーン)、トマトというシンプルな具材。
手加減はしていると思うけれど、それでもビールが進む辛さ。
あぁ、美味しい。
あ、でもメニューの写真とは違ってエビが入っていなかった…。
2品目はパットパックルアムミット(ミックス野菜炒め)。
メニューには「パッパッルアムミット」って書いてあったけど。
まぁ、パッパッとできちゃうから、あながち間違いではないのかも。
こっちも写真とは違っていて、カリフラワー、ブロッコリー、にんじん、しめじ、それに豚肉など。
美味いから全然問題なし。
その日、店にある材料で作ってくれるんでしょうな。
いちいち細かいことを気にしていたらタイ料理屋では楽しめません。
衝撃の味の正体は…?
もう1品は、せっかくなので北部料理のページからチョイス。
ゲーンオムクルアンナイ(豚のホルモンスープ)です。
運ばれてきた器の中にはレバーや腸などとともに、パクチーの根、カー(南姜)、レモングラスなどのハーブ類が大量に入っていました。
これはかなり期待できそう。
いただきます!
ところが口に入れた瞬間、予想と違った味が口の中に広がって、頭の中が大混乱。
うゎ、苦い!
複雑な味の中にひっそり隠れている奥ゆかしい苦味じゃなく、前面で主張する苦味。
いやぁ、これには驚いた。
もちろんうま味はあるんだけれどね。
ずいぶん前にタイの食材を扱う東新宿のアジアスーパーストアで、苦い葉っぱのカレー(ゲーン・キーレック)を見つけて食べた時以来の衝撃。
タイ料理で苦味を出すのに牛の胆汁を加えることがあると聞いたことがあるけれど、これがそうなんだろうか?
気になって仕方がないので、その場で調べてみることに。
すると、ビックリするような記事を見つけてしまいました。
イサーン料理のスープに「ピア」と呼ばれる小腸の中にある柔らかいウ○チ(苦い味)を入れる!!!
ま、まさかこの苦味はコレ???
小腸の中ってことは正確にはウ○チの一歩手前ってことなんだろうけど。
真相を確かめるべく、ママさんに「この苦味ってコレ入ってます?」とスマホに表示したピアのタイ語「เพี้ย」を見せて聞いてみた。
すると厨房のシェフにタイ語で伝えてくれたのですが、そのシェフの答えがこれ。
「チョットハイッテルヨ。ヨクシッテルネ~」
満面の笑みとともに言われました。
あはは。
世界の料理の味の基本は甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の5つ。
大人になると苦味がおいしく感じるようになって、魚介のワタなんかをありがたく食べるようになるのは身をもって知ってます。
でもずいぶん前に大人になってるはずの僕が、今になって新たな食の扉を開けてしまうとは。
一緒に行った相方は、美味しい、美味しいと言って食べていたので、2人できちんと完食しましたよ。
最後にカノムモーゲンを食べてお会計。
2人で6,000円弱でした。
ごちそうさまでした。
図らずもタイ料理の奥深さを知る貴重な体験になりました。
基本情報
今回行ったときにはいなかったけれど、メニューや味付けから考えると、タイ人のお客さんが多そう。
日本人向けにアレンジされたタイ料理よりも、本格的な味が好きな上級者も満足できる店なんじゃないでしょうか。
ちなみにネットの情報が少なく、定休日が書いていないのですが、帰り際にママさんが火曜日の夜は休みと言っていました。
タイレストラン ドイカム K&G
住所/東京都墨田区石原1-26-5 2F
電話番号/03-6658-8088
営業時間/11:00 - 15:00、17:00 - 23:00(L.O.22:30)
最寄駅/都営地下鉄大江戸線両国駅
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