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サムヤーン・グルメエリアにあるソムタム・ジェー・デーン(Somtum Jae Dang) 

目次


・バンコクのサムヤーンってどんな場所?
・サムヤーン・グルメエリアにある有名店
・地元の人たちに愛されるソムタム・ジェー・デーン
・美味しい店はまた行きたくなる
・グルメエリアは消滅危機!?
・店舗基本情報
 ソムタム・ジェー・デーン(Somtum Jae Dang)

バンコクのサムヤーンってどんな場所?

日本人にはまだあまり知られていないバンコクのグルメエリア、サムヤーン。

最寄り駅の地下鉄(MRTブルーライン)サムヤーン駅は、観光客にもお馴染みのシーロム駅とフアランポーン駅の間に挟まれたちょっと地味な駅です。

※BTSをはじめ、バンコクの最新鉄道路線図はこちら
 >【2019-2020年最新版】タイ・バンコクのBTS、MRT、ARL鉄道路線図

近くにバンコクで一番ご利益があるとも言われているお寺、ワット・フアランポーンがあるけれど、外国人の姿はあまり見かけないローカルな場所。

ワット・フアランポーン

ただし駅の近くでは「SAMYAN MITRTOWN(サムヤーン・ミットタウン?)」という再開発計画が進行中で、2019年にオープン予定。

あと1、2年で街の様子がガラッと変わるかもしれません。

サムヤーン駅を出てラマ4世通りをフアランポーン駅方面へ2〜300m進んだ右手が今回の目的地です。

300m×100mほどのエリアにさまざまな飲食店などが並んでいるのですが、なぜかすべての入り口の道にはゲートがあり、車は一時停止してからでないと入れないようになっています。

入場料でも取られるんでしょうか?

そんなこともあってか、Googleのストリートビューでは見られない時期が続いていました。(現在は見られるようになっています。)

もちろん徒歩ならば止められるようなことはないので、気にせずどんどん進んでいきましょう。

サムヤーン・グルメエリアにある有名店

古いタウンハウスが並ぶこのエリアには、地元の人たちには有名な店が数多く存在します。

とくにこの場所に名前はないようなので、勝手に「サムヤーン・グルメエリア」と呼ぶことにします。

僕が知っているだけでも、こんな店が。

朝5時にオープンする、行列のできるお粥屋「ジョーク・サムヤーン」。

ジョーク・サムヤーン

アヒル料理が有名な「ソイ6・ポーチャナー」。

ソイ6・ポーチャナー

ガイヤーンの「ゴントゥイ・ガイヤーン・バンタン」。

ルークチンプラー(魚のすり身)やプアックトート(タロイモ揚げ)がおいしい麺料理屋「ハイ・チェン・ルークチン・プラー」。

ハイ・チェン・ルークチン・プラー

庶民的中華料理の「北京餐館」。

シャコなど海鮮を使ったタイ料理の「Forget Me Not」。

など

今回紹介する店も、そんな有名店のひとつです。

地元の人たちに愛されるソムタム・ジェー・デーン


「ソムタム・ジェー・デーン(Somtum Jae Dang)」は、名前のとおりソムタム(青パパイヤのサラダ)がイチオシの食堂。

ほかにもラープやガイトードなど、イサーン地方のタイ料理が食べられます。

最初の訪問は2018年4月。

近くの「マンダリンホテル」に泊まっていたので、歩いて5分もかからず行くことができました。

あ、泊まったのは川沿いの高級ホテル「マンダリンオリエンタルホテル」じゃないですよ。

外観はいたって普通の街の食堂。

 ソムタム・ジェー・デーン(Somtum Jae Dang)

店頭のショーケースに青パパイヤとニンジンが細くカットされたものが置かれているので、ソムタムの店だということがひと目でわかります。

ランチの時間をだいぶ過ぎていたので、待つことなく座ることができました。

 ソムタム・ジェー・デーン(Somtum Jae Dang)の店内

メニューはすべてタイ語なので読めず。

なので、頭の中にあるイサーン料理の中からソムタムプーパラーとコームーヤーンを注文。

もちろんカオニャオ(もち米)もね。

まず運ばれてきたのは、豚の喉肉を焼いたコームーヤーン。

コームーヤーン

甘めの味付けが肉の脂身とマッチしています。

タレも辛すぎないので、辛いものが苦手でもパクパク食べられちゃいますよ。

そしてお目当てのソムタムプーパラーも来ました。

ソムタムプーパラー

塩漬けの発酵した魚と沢蟹入りのソムタムです。

醗酵した魚で味付けしているので少々クセがあるのと、沢蟹でお腹を壊す人が多いという、なかなかハードルが高いメニュー。

「ソムタムプーパラー」で検索すると、「当たった」とか「危険」という記事がたくさん出てきます。

でも、日本ではあまり食べられないものを食べるのが旅の醍醐味。

繁盛していない店では絶対に頼まないけれど、ここなら大丈夫でしょ。

いや、何の根拠もない自信なんだけれどね。

青パパイヤはそれほど硬くなく、ちょうどいい歯ごたえ。

思っていたより辛さは控え目で、臭みはまったくなく、うま味が口の中いっぱいに広がる。

ほかのソムタムではなかなか味わえない、醗酵した独特のうま味。

好きな人はハマる味だよなぁ。

カオニャオを手で丸め、ソムタムの汁を吸わせて口に放り込むと、思う存分味わいつくすことができますよ。

お会計は水も含めて合計120バーツ(約420円)。

いやぁ、安すぎでしょ。

もちろんお腹を壊すこともありませんでした。

美味しい店はまた行きたくなる


3ヵ月後の7月、またソムタムが食べたくて再訪。

ちなみに注文は食べたいメニューを紙に書いて渡すのですが、タイ語がわからないと言えば、口頭での注文に対応してくれます。

この時はソムタムカオポート(トウモロコシのソムタム)をオーダーしましたが、残念ながらないとのこと。

ソムタムカオポートはメニューには書かれていない裏メニューらしいので、食べられるかどうかは運次第のようです。

それじゃぁと頼んだのは塩卵が入ったソムタムカイケム。

ソムタムカイケム

これも日本のタイ料理屋で出しているところは少ないんじゃないかな。

ソムタムの辛味、酸味を卵の塩味がうまくまとめています。

最初にソムタムカオポートをオーダーしたからなのかわからないけれど、トウモロコシも少しだけ入っていました。

もう一品はタップワーン。

タップワーン

茹でたレバーの和え物です。

この料理はレバーの火の通し具合が重要で、火を通しすぎると硬くなったりパサパサして美味しくない。

その点、ここのタップワーンはしっとり。

少し辛めですが、味付けもいい具合。

カオニャオと水も頼んでこの日のお会計は130バーツ。

やっぱり安い。

ローカルな食堂でおいしいソムタムが食べたい人にはオススメの店です。

デーンさんがおいしいソムタムを作ってくれますよ。

デーンさん

グルメエリアは消滅危機!?


最初にも書いたとおり、このエリアのすぐ横ではSAMYAN MITRTOWNという再開発プロジェクトが進行中。

その場所も再開発前はタウンハウスが並ぶローカルな場所だったらしい。

このグルメエリアもいつまでこの姿を保っていられるんだろうか。

バンコクの都市開発のスピードは想像以上。

こういうローカル食堂は、行きたいと思ったら早めに行っておかないとね。

ソムタム・ジェー・デーンから外に出ると、古いタウンハウスの向こう側に奇抜なデザインのマンションが建っているのが印象的でした。

Yum18081909.jpg


店舗基本情報

ソムタム・ジェー・デーン

Somtum Jae Dang
住所/Soi Chulalongkorn 42, Rama 4 Road, Pathum Wan, Bangkok, Thailand
※地下鉄(MRTブルーライン)サムヤーン駅から徒歩約10分
電話番号/02-214-2590
営業時間/10:00 - 16:00
定休日/日曜日?




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