SSブログ

シーメンス製BTSグリーンライン用新型車両が完成 

新型車両第1弾がロールアウト!

ドイツのシーメンス社が発表したところによると、BTSグリーンライン(スクンビットライン)延伸にともなう増備車両(4両×22編成)のうち、最初の4両が完成したとのこと。

シーメンス製BTSグリーンライン用新型車両の車内
出典:SIEMENS

First metro for Bangkok's Green Line rolls out the factory(SIEMENS - Press Release)
https://m.siemens.com/en/press/pressreleases/pressrelease.php?detail=https://www.siemens.com/press/en/pressrelease/2018/mobility/pr2018060228moen.htm

トルコにある工場から6月末に出荷され、タイに到着するのは2018年8月。

2016年に最初の発表があったときとは、少しデザインの変更があったようです。

関連記事
BTSに中国とドイツの新型車両導入
(2016年5月27日の記事)
バンコクを訪れる観光客にも使いやすい都市鉄道のBTS(スカイトレイン)。
今後も路線の延長を控えており、そのために必要な車両を…


これまでと異なる外観の特徴は、ドア部分のガラスの下端が山形になっていて、それにあわせたライン状の塗装がアクセントになっていること。

シーメンス製BTSグリーンライン用新型車両の外観
出典:SIEMENS

先頭車両のライトはLEDになっています。

車内はドア付近の色を分けることにより、スムーズな乗降を促すようです。

シーメンス製BTSグリーンライン用新型車両の車内
出典:SIEMENS

また、車椅子スペースを明確にするため、ピクトサインが描かれます。

シーメンス製BTSグリーンライン用新型車両の車内
出典:SIEMENS

そして混雑対策として、MRTブルーラインで一部の座席が撤去されたように、椅子がないエリアも設けられます。

椅子はありませんが、腰当てが設置されるようです。

座席数は全部で112席。

今回の4両を含め、全22編成が作られる予定。

そして16年間のメンテナンス契約も含まれるようです。

なお、これとは別に中国の中車長春軌道客車からは24編成が納入されます。

BTSの南側、サムローンからサムットプラカーンまでの延伸は2018年末予定。

関連記事
BTSスクンビット線が4月3日にサムロン駅まで1駅延伸開業
(2017年3月18日の記事)
BTS(スカイトレイン)スクンビット線の南側の終点はベーリン駅。
現在、サムットプラカーンに向けて延伸工事を行っているが…


一部では試運転も始まっているようです。

そして北側、モーチットからクーコットまでは(今のところ)2020年の完成予定。

問題は、延伸にともなって益々増えるであろう乗客を、はたして4両編成でさばくことができるのかどうか。

今回の車両増備によって、運転間隔を短くすることができるのでしょうか?


ランキング参加中です。よろしければ、↓のバナーのクリックをお願いします。
にほんブログ村 旅行ブログ タイ旅行へ


インスタグラムでは
ブログと別画像などを掲載中!
Instagram
または「@yumyumyumjp」で検索!


関連記事
ゴールドライン建設状況アイコンサイアムへの足となるバンコク初のモノレール(?)、ゴールドライン建設状況(2019年1月現在)
(2019年2月7日の記事)
約半年ぶりにゴールドラインの建設状況を見てきました。
アイコンサイアム前ではいよいよ支柱が立ち始めました…続きを読む

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。