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バンコクの新しい高架鉄道MRTパープルラインが8月に開業 

5月10日(火)、バンコクのタオプーン駅とノンタブリー県のクロンバンパイ駅を結ぶ高架鉄道パープルラインの全線での試運転が始まった模様。

 >タイ高架鉄道、本格試運転 日本受注のパープルライン(産経フォト)
 >バンコク首都圏の新高架鉄道、8月に正式開業 問題は最後の1キロ(newsclip.be)

パープルライン路線図
パープルライン路線図
※2016.7.19一部の駅名を修正しました。

この路線は、タイの都市鉄道で初めて日本企業が深くかかわることでニュースになった。

車両をJR東日本グループの総合車両製作所(J-TREC)が製造し、JR東日本、丸紅、東芝が共同で車両や地上設備のメンテナンス業務を請け負う。

YumPurpleLine160502.jpg
【引用資料】総合車両製作所 ニュースリリース 15/09/07
 >タイ王国バンコク都市鉄道パープルライン向け車両出荷開始について


正式な開業は2016年8月6日(土)。

当初はシリキット王妃誕生日の8月12日開業予定だったはずが、少し早くなったようだ。

正式開業前にタイでは恒例の無料試乗が6月、7月にあるということ。

ちょうどタイ旅行の時に乗れるかも、と思っていたのだけれど、どうやら事前に配布される整理券が必要らしい。

残念…。


パープルラインを運営するのはバンコク・メトロ社。

現在、MRTと呼ばれる地下鉄(ブルーライン)を運営している会社だ。

一方、スカイトレイン(BTS)と呼ばれる高架鉄道(スクンビット線とシーロム線のグリーンライン2路線)を運営するのはバンコク大衆輸送システム社。

今まではMRT=地下鉄、BTS=高架鉄道という認識で問題なかったのだが、パープルラインはMRTの高架鉄道。

ちょっとややこしくなりそうだ。

タオプーン駅から南に伸びる計画線は、地下鉄になるのだろうか。


今回のパープルライン開業で、問題点がひとつ。

それは他の路線とまったく接続されていないことだ。

「newsclip.be」でも取り上げられているが、一番近いタオプーン駅とブルーラインのバンスー駅でも約1kmの距離。

もちろん何も考えられていないわけではなく、現在工事中のブルーラインの延伸部分が開業すると、タオプーン駅で接続する予定。

それまでは2駅間でシャトルバスが走るとか。


今のところ沿線に目立った観光スポットもないので、観光客にはあまり縁がなさそう。

それでも気軽に行ける範囲が広がることは嬉しいもの。

今後に期待しましょ。


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祝開業! MRTパープルライン バンスー駅からの乗り継ぎ方法
(2016年8月9日の記事)
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以前も記事にしたとおり、総合車両製作所(J-TREC)、JR東日本、丸紅、東芝などの日本企業が多く…

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